中国茶が好きです。貴重な太平猴魁

私は中国茶がとても好きです。中国、台湾、香港などに行くたび、おいしいお茶を求めてお茶屋さんをのぞいて、お茶を買います。茶器もどんどん集めてしまいます。

最近は海外に行ける状況ではないので、手持ちの在庫も少なくなって、現地から送ってもらったりしています。また、最近は私が中国茶好きなのを知った方から、貴重なお茶をいただき、ありがたくいただきました。

中国茶はいろんな種類があり、日本で有名なのは烏龍茶ですが、中国では緑茶も人気です。今回いただいたのは、緑茶の中でも貴重で高級とされる太平猴魁(たいへいこうかい)です。安徽省黄山が原産です。

緑茶は長めのグラスで入れると、茶葉が開いていく様子も見え、涼やかです。今回は緑茶用のガラスマグで入れてみました。大き目で、とてもきれいな茶葉です。

お湯を注ぎ、茶葉が開いてきます。この様子を見ていると、乾燥している茶葉に生命が吹き込まれていくようです。ほのかかつ力強い香りもあります。中国茶は味だけでなく香りが一番の魅力だと思います。ここは日本茶とちょっと違う感覚かなと思います。

茶杯は色がわかりやすいよう白いものを選びました。これは北京のお茶屋さんで購入したものです。蓮と魚の絵が涼やかで気にいっています。きれいな薄緑の茶水です。

何度かお湯をつぎ足し、茶葉がしっかり開きました。崩れもなく、素晴らしい茶葉だと思います。茶葉の見た目も楽しみの一つです。この大きさで、崩れもなくきれいな形の茶葉を選ぶのは、手間もかかるでしょうし、育てるのも大変だと思います。摘むタイミングもコンディションに影響するので決まりがあるようです。

最後に茶葉を取り出してみました。きれいな一芯二葉です。

蒸し暑い夏、さっぱりとした緑茶を飲むと、気分がすっきりし、体調も良くなる気がします。緑茶は中国でも上海付近で特に好まれて飲まれている気がしますが、気候も梅雨があったり割と日本と近く、そういうのもあるのでしょうか。

北京では緑茶でも花で香りを付けたジャスミン茶が一番ポピュラーだと感じますが、北方はまた気候が違い、乾燥していますので、おいしいく感じるものが変わってくるのかなと。

また中国茶について書いてみたいと思います。おいしい中国の食べ物についても、紹介していきたいです。

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