台湾視察その1(桃園法院編)

出張

先月になりますが台湾視察に行ってきました。所属する渉外司法書士協会(渉外協)恒例の海外視察でした。コロナ禍の元、しばらく開催できず、私は今回が初参加でした。また、企画担当として、大先輩方と共に運営にもかかわらせていただき、無事に日程を終えることができるかちょっとプレッシャーもありましたが、大きなトラブルもなく、充実した内容の視察となりました。

今回、広島空港から桃園空港まで直接行き、現地で合流しました。渉外協は海外に慣れてる方も多く、海外視察は現地集合現地解散の人の方が多数でした。

そして、今回は運もよく、台湾空港で、台湾政府の5000台湾元抽選キャンペーンに当選し、悠游卡(台湾版ICOCAみたいなもの)5000台湾元(約2万5000日本円分)をゲットしました。幸先の良いスタートになりました。私結構運がいいのか、こういうのよく当たります。https://5000.taiwan.net.tw/index_jp.html なおこれは台湾政府のプロモーション活動のようですが、HP上で日本で事前登録が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

さて、台湾では、中華民国地政士公会全国連合会にご協力いただき、手配いただいて関係各所を視察させていただきました。台湾の地政士さんは我々日本の司法書士にかなり近く、不動産登記の専門家です。日本と違うのは、表題登記も扱うこと、会社や法人関係の登記は扱わないところです。台湾の不動産の相続手続のプロフェッショナルですので、台湾相続の戸籍の収集など協力していただく事も多いです。

さて、視察第1か所目は、裁判所(法院)でした。台北の裁判所は混んでいるということで、桃園地方裁判所へ。

新しい建物でとても立派です。

入口ホールも広々としています。

会議室も用意してくださいました。

お土産も。紙コップの絵がかわいいです。

いただいたお土産。裁判官キャラでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開廷表もデジタル表示です。進行も見やすいですね。

 

自動出頭手続機(?)です。近くに案内所もいてスタッフもいますが、これは便利ですね。開廷通知書と身分証を読み込むようです。これは国民統一身分証があるからこそできるシステムかも?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裁判官が調停手続をメインに紹介してくださいました。日本語ができる裁判官もいて、通訳もしてくださいました。

調停と裁判手続きの違いを説明した表現です。漢字だと漢文のようで(漢文ですが)カッコ良く重みがありますね。

裁判所内にも公証人がいて、公証書が作成できるようです。

 

裁判所内に結婚処のような場所がありました。結婚の祝福を表現している部屋だそうです。婚姻関係公証の前後でくるのでしょうか?具体的なことは時間がなく確認できませんでしたが、日本とはだいぶん違いますね。

子供をめぐる親の争い、この絵は見ていて辛いです。どの国でも起こりうる問題ですし、子供にとっても大変なことだと思います。

 

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